『ボスリントン』
眼鏡業界でもここ最近に定着したシェイプ名で、あまり馴染みのないかと思います。
しかし間違いなく今の人気の中心のシェイプあることは間違いありません。
どんな形かと言えば、ボストン (パント)とウェリントン をミックスしたような形で、丸みをもったウェリントンを総称してボスリントンと呼んでいます。どこまでをボスリントンとするかは業界でも人それぞれだと思いますのが、今回はウェリントン寄りのモデルをご紹介していきます。
言葉としては新しいですが、形としては決して新しくはなく1950年代にはすでに存在していました。
では形は実際のモデルでご紹介をしていきます。
BRAND : MOSCOT / モスコット
MODEL : LEMTOSH
PRICE : ¥27,000 (tax out)
今、ボスリントンのいえば、まず思いつくのがこのモデルではないでしょうか。
数々のファッション誌でも大きく取り上げらえていることもあり認知度は非常に高いモデルですね。
アメリカ ニューヨーク発祥のモスコット。デザインとしては中太でクラシックの定番キーホールブリッジが採用されています。流行は繰り返すといいますが、レトロな空気感をもったレムトッシュが時代の先端というもの面白いですね。
中国製。このレトロな雰囲気は逆に日本製では出せないのかなと思います。
BRAND : JULIUS TART OPTICAL / ジュリアス タート オプティカル
MODEL : AR
PRICE : ¥37,000 (tax out)
メガネ(ビンテージ)マニアの方の支持が高いボスリントンといえば、タートオプティカル(アメリカ ニューヨーク)のアーネル。(タートオプティカルは1970年代に廃業。)
そのタートオプティカルの正当な後継ブランドとして昨年復活を果たしたジュリアス タートから発売になったARはビンテージのアーネルを細部まで忠実に再現するため何度も試作品を作り直し完成させました。ディティールに加え、生地やパーツまで新たに作成し全てオリジナルにこだわりました。製造は日本で行い品質はレベルアップしています。
ジョニーデップが10年位前からビンテージのアーネルを着用し話題になっていたのは一昔前の話ですが、その当時から業界でも話題になっていたモデルの復刻になります。
BRAND : Lesca LUNETIER / レスカ ルネティエ
MODEL : PO.80
PRICE : ¥37,000 (tax out)
前の3つは全てアメリカブランドでしたが、フランスのクラシックといえば『French Heritage』をコンセプトにするレスカ ルネティエ。PO.80は三つ鋲を採用。中太・キーホールブリッジは王道なボスリントンスタイルです。フランス製。
BRAND : Lesca LUNETIER / レスカ ルネティエ
MODEL : ZULU
PRICE : ¥37,000 (tax out)
前と同じくレスカですが、ラインを細くしあっさりとした印象。キーホールブリッジ採用。日本製に見慣れている方にはざっくりとした仕上げに見えますが、フランスの伝統的な製法にこだわるレスカだからこそ生まれるアジのようなものです。
BRAND : YELLOWS PLUS / イエローズプラス
MODEL : VICKY
PRICE : ¥26,000 (tax out)
日本を代表するブランドのひとつイエローズプラス。日本人デザイナーらしい繊細なラインで綺麗めなスタイル。クラシックなスタイルでありながら古臭くない仕上がりが好きです。日本製。
BRAND : ayame / アヤメ
MODEL : BROWER
PRICE : ¥35,000 (tax out)
アヤメの最新モデルBROWERは、フロント上部のブローラインに特徴のあるボスリントン。段落ち加工で一段残したブロー部はやや釣りあがったデザインでキリッとしたラインに。44サイズとコンパクトなサイズ感。日本製。
今回ご紹介したモデル以外にも店頭には多数種類がございます。