遅くなりましたが、2018年の初投稿になります。
今年も例年通り2日の初売りからスタートしておりますが、本日までに多くの方にご来店いただきありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
旧年まで当ブログに関しては新入荷のご案内を中心に淡々と投稿してきましたが、新年を機にもう少し違った角度からや本音トークを綴ったものに進化できればと思ってます。
新年一発目は、意外とありそうでないオーバルシャイプ(楕円型)のフレームをピックアップします。
眼鏡業界は春秋の年2回の新作発表が通例になっているのですが、当店が主として提案するクラシックスタイルのブランドは新作のほとんどがボストン(パント)・ラウンド・ウェリントンのいづれかで、非常に少ないのが今回ピックアップしたオーバルシャイプです。
日本人にはとても親しみもあり人気もあるオーバルですが、実は海外ではそんなに人気のないシェイプなんですね。
近年は国内の眼鏡メーカーもグローバルなトレンドで動いているので、お目にかかることが少なくなっています。
BRAND : ENALLOID / エナロイド
MODEL : NO.09
PRICE : ¥32,000 (tax out)
テンプルの位置が高めの設定でボストンシェイプのようなオーバルシェイプに、オリジナルのメタルパーツのテンプルを組み合わせた可愛いらしいモデル。
テンプルエンドのデザインも可愛いです。可動式のノーズパットを採用し掛け心地も良好です。
BRAND : CLAYTON FRANKLIN / クレイトンフランクリン
MODEL : CF-607
PRICE : ¥30,000 (tax out)
極薄のインナーリムを採用したメタルフレーム。
クレイトンフランクリンを展開するヒエロハウスは福井県鯖江市に拠点を置き、鯖江の職人と共に高度な最新技術を常に生み出しているメーカーであり、その技術力は海外でも評価が高く多くの海外ブランドの生産管理を請け負っています。
何気ない極薄のインナーリムも高度の技術力があっての商品になります。
BRAND : CLAYTON FRANKLIN / クレイトンフランクリン
MODEL : CF-624
PRICE : ¥32,000 (tax out)
最新モデルのCF-624は、プラ枠には本来あるべきフロントからテンプルを繋ぐヨロイを極限まで削ぎ落し、新たに開発したヨロイをサイドにネジ止めする新しい技術を開発しています。
クレイトンフランクリンは欧州を中心に海外展開を主としてるブランドであるため、欧州人が嫌うヨロイの張り出しをカットするため新たに開発に至ったそうです。
非常にすっきりとした仕上がりになっています。
BRAND : Lunor / ルノア
MODEL : V 100
PRICE : ¥54,000 (tax out)
アンティークのような雰囲気をもつルノア Vシリーズ。100はオーソドックスなオーバルシェイプを採用。
ドイツ製にこだわっているシリーズで、日本製には出せない質感や仕上げで上質感を感じさせます。
ヨロイのデザインは本当に美しいと思います。
眼鏡は小さなアイテムなので、ひとつひとつのパーツが重要でその造りの違いで大きな差がでてきます。